ハーブティーは潰瘍性大腸炎の炎症を鎮めてくれる?炎症抑制・粘膜保護効果のある4種を紹介

みなさんはホッと一息つきたい時、何か決まって飲むものはありますか?

定番なのはコーヒーや紅茶ですよね。しかし、コーヒーや紅茶はカフェインを含んでいるため潰瘍性大腸炎患者の中には飲めない方もいるのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたいのがハーブティーです。

実はハーブティーは腸への負担が少ないどころか、種類によっては炎症を抑えてくれる成分が含まれているものもあるんです。

今回は、潰瘍性大腸炎とハーブティーの関係について調査したことをまとめてみたいと思います。




ハーブティーは潰瘍性大腸炎患者でも安心して飲める

さて、結論から言うと、ハーブティーは潰瘍性大腸炎患者でも安心して飲めるものです。その理由は2つあります。

カフェインを一切含んでいない

まず、ハーブティーにはカフェインが一切含まれていません。そのため、腸にとても優しい飲み物なんです。

ちなみに、カフェインは刺激物として扱われています。そのため、コーヒー・紅茶などは摂りすぎは良くないとされています(ただし、過度な摂取さえしなければ比較的安全に摂取することはできるようです。そのへんは個人差がありますので、体調が崩れないようであれば節度を守って飲んでも構いません)。

もしコーヒー、紅茶に変わる嗜好品を探しているようでしたら、腸への負担が少ないハーブティーを一度ためしてみることをオススメします。

抗炎症や粘膜保護の効果がある

さらに、ハーブティーの種類によっては炎症抑制作用や粘膜保護の効果をもつものもあります。薬ではないので強烈な効果はもちろん望めませんが、古代ギリシアでは薬のような形で使われていたそうです。(出典:ハーブティーブレンドマイスター協会

つまり、ハーブティーは遥か昔から人間の健康を支える飲み物として愛飲されていたんですね。

粘膜保護・炎症抑制作用のあるハーブティー4種

ハーブティーが潰瘍性大腸炎患者も安心して飲めることはわかりました。さらに、炎症抑制や粘膜保護効果のあるハーブティーもあるとなると、せっかくなら効果があるハーブティーを選びたいですよね。

しかし、一口にハーブティーといっても一体どのハーブティーを選んでいいのかわからない……ということになると思います。

ということで、数あるハーブティーの中でも特に炎症抑制作用、粘膜保護効果が認められるハーブティーを4種類ピックアップしたので、紹介したいと思います!

1.カモミール

カモミールはとてもメジャーなハーブティーのひとつで、スーパーなどでも簡単に手に入ります。甘いりんごのような香りと優しい口当たりが特徴です。

カモミールの効能として期待できるのは、

  • 様々な炎症を抑える効果
  • 消化器官の働きを助ける整腸作用
  • リラックス・鎮静・安眠効果
  • 生理痛などを緩和する効果

です。

カモミールは特にリラックス効果に優れているハーブティーで、ストレスが溜まっていたり、気分が落ち着かないときにぴったりのハーブです。寝る前にカモミールティーを一杯飲むと、とてもリラックスした気分になり、安眠効果も得られます。

また、アズレンという物質は抗炎症作用があり、とくに消化器系の炎症を抑える効果があります。まさに潰瘍性大腸炎にぴったりのハーブティーといっても過言ではないですね。

ただし、カモミールティーはお腹に優しいハーブティーですが、子宮を収縮させる危険性があるので妊婦さんが飲む場合は注意が必要です。できれば妊娠中は摂取しないほうがいいでしょう。

2.スリッパリーエルム


スリッパリーエルムも、抗炎症作用を持ったハーブのひとつであり、特に潰瘍性大腸炎やクローン病、過敏性腸症候群に効果があるハーブとして知られています。

スリッパリーエルムは水に溶けるとトロっとした粘着性がでてきて、これが胃腸の粘膜を覆い炎症を沈めてくれる効果を発揮するのです。

また、他にも以下のような効果が期待できます

  • 胃腸の粘膜を保護する作用
  • 便秘解消・デトックス
  • 喉や口内の炎症を抑える
  • 美肌・美髪効果

この中でもとくに便秘解消やデトックス効果は高いものが期待でき、2010年の研究では便秘型IBS患者の排便が改善されています。

3.マーシュマロウ

なんだか白くてふわふわのお菓子に似た名前ですが(笑)、マーシュマロウも消化器系の炎症に効果を表すハーブです。

マーシュマロウも水に溶けると粘液質になり、それが傷ついた消化器粘膜を覆い、修復を手助けしてくれます。暴飲暴食で胃腸が荒れている時、ストレスでダメージを受けている時などにぴったりです。

また、下痢の時はタンニンが下痢を抑え、粘液質がダメージをおった腸の粘膜を保護し、逆に便秘の時はペクチンが便の硬さを調節し便秘を解消してくれるという二刀流の効果。まさにお腹のトラブルに万能なハーブと言えます。

他にも、

  • 口内炎や喉の炎症緩和
  • 保湿で肌を綺麗に保つ
  • 利尿作用

などの効果を期待できます。

4.カレンデュラ


最後はカレンデュラです。カレンデュラは何と言ってもその皮膚や粘膜の保護に高い効果を期待できます。

また消炎症効果も高いものがあり、肌に塗ればやけどや日焼けを鎮める効果、ハーブティーとして飲めば消化器等の体の内側の炎症を沈めてくれる効果を発揮します。

他には、

  • 殺菌効果
  • 発汗作用
  • 利尿作用

などの効果が期待できます。

近所のスーパーで早速ハーブティーを買ってみた

ハーブティーのことを勉強したらめっちゃ飲みたくなったので早速ハーブティーを出先で入手、カモミールがブレンドされたものとあと1種類買ってみました。

やっぱりカモミールがブレンドされているほうが優しい香りがしてリラックスできますね☺️

なんだか鼻の奥から頭に向けてスーッと通りが良くなったような気分になりました。あったかい紅茶だと体もポカポカになって気持ちいい〜。

また、このブレンドハーブはとってもいい香りで大満足です。もうハーブティー早速ハマりそうでござる。

fummyはまだティーポッド持ってないから欲しくなりますね。ティーポッドを手に入れれば自分で好きなようにブレンドのハーブティーを作れますもんね。

誕生日近いし誰かプレゼントしてくれると嬉しいです😇🙏✨

まとめ

ハーブティーはカフェインレスなので、お腹に優しい飲み物です。コーヒーや紅茶のカフェインが気になる人はぜひハーブティーに切り替えてみてください。

あと上で紹介した4種類以外にもハーブティーにはまだまだいろいろな種類があってとても奥が深い世界です。

今回は抗炎症作用のハーブを中心に紹介しましたが、アレルギーを抑えるハーブや、デトックス効果の高いハーブと本当にいろいろな効果があります。

もしハーブティーに興味があるならぜひいろんなハーブを試してみてください。

あなた好みにブレンドをしてみて、ぴったりの配合を見つけてみるのもきっと楽しいですよ!

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