「潰瘍性大腸炎の症状緩和には、プロバイオティクスが一定の効果を示す」
これは、近年の様々な実験・研究で明らかになってきました。担当医師に乳酸菌の積極的な摂取を勧められる人も多いはずです。
しかしながら、なぜプロバイオティクスは潰瘍性大腸炎に有効なのでしょうか?
今回は、潰瘍性大腸炎とプロバイオティクスの関係について詳しく解説していきたいと思います。
もくじ
プロバイオティクスとは健康効果のある腸内細菌
潰瘍性大腸炎と乳酸菌について良く調べている方は「プロバイオティクス」という言葉はすでにご存知かと思いますが、知らない方のためにまずはプロバイオティクスについて説明します。
プロバイオティクスとは、私たちの体に健康をもたらす微生物の総称です。善玉菌という言葉は誰もが耳にしたことがあると思いますが、腸内でいうプロバイオティクスとは善玉菌のことだと理解していただいて構いません。
プロバイオティクスが注目されはじめたのは今から100年以上も前になります。ロシアのエリー・メチニコフが「ブルガリア人の長寿の原因はヨーグルトである」という説を唱え、そこから腸内細菌の健康効果が注目されるようになりました。
日本では、1935年に九州地区で健康を謳った乳酸菌飲料が販売され始め、その後日本全国のスーパーマーケットでも販売されるようになりました。(参考:プロバイオティクス製品登場の歴史的背景と期待される今後の展開)
現在は乳酸菌飲料だけでなく、ヨーグルトをはじめ様々なプロバイオティクス商品が販売されています。
プロバイオティクスに分類される6つの菌
プロバイオティクスに分類される菌は以下の6つです。
乳酸菌
善玉菌の中でも最も代表的な菌です。
乳酸菌には強力な整腸作用の効果があり、便秘や下痢などの症状改善が期待できます。これは、乳酸菌が排便障害の原因となる悪玉菌の増殖を抑制する力を持っているからです。実は、乳酸菌は腸だけでなく様々な場所に生息しており、口内では虫歯や歯周病の原因となる菌を、胃の中では胃がんの原因となるピロリ菌の増殖を抑制する役割も担っています。
乳酸菌の中でも様々な種類が存在しており、それぞれが持つ効果も若干異なってきます。また、個人によって合う菌も違うとされており、自分にあった菌を見つけることが大切です。
ビフィズス菌
乳酸菌と並んで最も代表的な菌です。便宜上、乳酸菌の一種として説明されることがありますが、厳密に言えば乳酸菌ではありません。
ビフィズス菌にも強い整腸作用があり、便秘や下痢などの排便障害を改善してくれます。また、ビフィズス菌の中でもBB536株という種類のビフィズス菌が特に潰瘍性大腸炎の症状改善に効果があることが実験によってわかっています。(参考:森永乳業|ビフィズス菌研究所)
乳酸菌は乳酸しか作り出せませんが、ビフィズス菌は乳酸の他にも酢酸、葉酸といった栄養素も作り出すことが可能です。葉酸は細胞の生成にも必要ですので、潰瘍性大腸炎のように傷ついた腸内細胞を生まれ変わらせたい場合にたいへんありがたい栄養素となります。
ビフィズス菌は腸内の中で最も多い善玉菌です。赤ちゃんの腸内は約90パーセントが善玉菌だと言われていますが、加齢と共にその数は減少していき、成人になると約10%、高齢者では1%以下まで減少してしまいます。ビフィズス菌は潰瘍性大腸炎の症状改善に役立つことがわかっており、しかも患者の腸内はビフィズス菌不足になっていることがわかっていますので、積極的に摂取するようにしてください。
酪酸菌
酪酸菌は、酪酸と呼ばれる物質を生成します。
この酪酸とは短鎖脂肪酸の一種であり、ダイエット効果が高い栄養素です。
さらに、この酪酸は潰瘍性大腸炎の炎症抑制にも大きく影響を与えることがわかってきました。理研の2013年に行った実験によると、腸に炎症を持っていたマウスに酪酸を与えた結果、炎症を抑制する制御性T細胞が増えて腸の炎症が抑制されました。この結果を受け、酪酸が炎症性腸疾患の炎症を抑える効果があることが証明されています。
糖化菌
糖化菌は、乳酸菌の増殖を手助けする菌です。私たち身近なところで言えば納豆菌がそうです。
乳酸菌は単独で摂取しても10倍程度にしか増殖しませんが、糖化菌と一緒に摂ることによって100倍程度まで増殖することがわかっています。
また、糖化菌が作り出す糖は乳酸菌やビフィズス菌のエサにもなります。
麹菌
麹菌は食物を発酵させる力を持っています。
発酵食品には多くの酵素が含まれており、
- 消化を助ける
- 栄養素を分解して消化・吸収しやすくする
- 乳酸菌のエサとなるオリゴ糖を生成する
- ビタミンB群などの栄養素を生成する
以上のような働きをしてくれます。
酵母菌
酵母菌も麹菌同様、食物を発酵させる力を持っています。ビール酵母なんて言葉はよく耳にするのではないでしょうか。
- 糖の吸収を穏やかにする
- 便秘を改善する
- 免疫力を高める
- 疲労を回復させる
酵母菌の摂取によってこのような効果を期待できます。
潰瘍性大腸炎患者が摂りたいのは乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌
プロバイオティクスの中でも潰瘍性大腸炎患者が積極的に摂取したいのは、乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌の3種類です。これらの菌は実際の実験によって潰瘍性大腸炎の症状を緩和させる効果があることがわかっています。
例えば森永乳業の『ビヒダスヨーグルト』でおなじみのビフィズス菌BB536株は同社の実験によって潰瘍性大腸炎の症状緩和に有効であるとのデータが取られており、同じく『ヤクルト』に含まれるB.ブレーベ.ヤクルト株も症状緩和に役立つことが実験結果として残されています。
プロバイオティクスは潰瘍性大腸炎の症状緩和に高い効果を示す
さて、ここからが本題になります。プロバイオティクスは潰瘍性大腸炎の症状緩和に高い効果を表すことが近頃の研究によってわかってきました。
腸内環境の悪化は免疫機能の異常を引き起こす
そもそも、潰瘍性大腸炎の症状を悪化させる原因として腸内環境の悪化があります。
私たちの腸内には100兆個を超える腸内細菌が住んでおり、善玉菌と悪玉菌は常に戦いあっています。これが、食生活の乱れ・ストレスなど何らかの原因で悪玉菌優勢の状態になってしまうと腸内環境が崩れてしまい、結果として血便・下痢・腹痛など様々な症状を引き起こしてしまうのです。
また、私たちの体を守る免疫機能の約70%は腸内に集まっています。そして、この免疫機能は腸内環境が悪化した状態ではうまく働くことができません。さらに、免疫機能がうまく働かないとますます悪玉菌が優勢となり腸内環境が悪化する……という悪循環に陥ってしまいます。その結果、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患を発症してしまうことが最近の研究によって明らかにされました(参考:理化学研究所)。
プロバイオティクスは腸内環境を正常にする力を持っている
この乱れた腸内環境を正常にする力を持っているのがプロバイオティクスです。
上記にも述べましたが、プロバイオティクスには優れた整腸作用を持つものが多く、悪玉菌の増殖を抑制する力を持っています。
腸内環境が整うと免疫機能も整います。結果として自己免疫疾患である潰瘍性大腸炎の症状は緩和できる仕組みになっているのです。
実際に便移植法、抗生物質で悪玉菌を殺すATM療法など、腸内環境を整える治療法が日本でも実施されています。さらに、患者の中には自身で食生活を改善し、プロバイオティクスの摂取・食物繊維の摂取によって腸内環境を整え、長期間の寛解維持や症状の改善に役立てている方も大勢いるようです。
プロバイオティクスの摂取は体質の根本的な改善を行うもの
プロバイオティクスの摂取に取り組むメリットは、科学的な根拠をもって潰瘍性大腸炎の症状緩和に向けて取り組めることが一番ですが、今までの自分の体質を根本から改善できるのも大きなメリットです。
薬では体質改善はできない
そもそも、薬は対処療法といって「今ある症状を抑える」ことを目的にしています。つまり、症状が出ている根本的な原因を解決することを目的にはしていません。
しかし、事実として腸内に善玉菌を増やすことで症状は改善されていおり、腸内環境が潰瘍性大腸炎に影響を与えていることはもはや有力な説のひとつとなっているのです。
もちろん、薬はきちんと飲み続けるべきです。しかし、薬だけに頼らず自分の体質を根本から改善することで、潰瘍性大腸炎の治療をより良いものにしていくべきなのではないでしょうか。ここらは患者自らが動くしかありません。少しでも今ある症状を良くしたいと思っているなら、腸内環境を見直し、体質の改善を行ってください。
プロバイオティクスのオススメの摂取方法は?
では、プロバイオティクスは何で摂取するのが一番効果的なのでしょうか?
ヨーグルトや乳酸菌飲料では効果が半減する
プロバイオティクスの摂取と聞いて真っ先に思いつくのはヨーグルトや乳酸菌飲料だと思います。これらは近所のスーパーでも入手できるため最も手軽であることは間違いありません。
しかし、プロバイオティクスの働き、さらには潰瘍性大腸炎の症状改善という意味では効果は半減してしまうので注意が必要です。
乳酸菌は熱や胃酸に弱く腸まで届かない
そもそも、乳酸菌は熱や胃酸に弱いため、ヨーグルトや乳酸菌飲料で摂取してもほとんどの菌が途中で死んでしまいます。そのため、生きて腸まで届きません。生きて腸まで届かないと効果がなくなるわけではないですが、生きた菌でないと悪玉菌とは戦ってくれません。そのため、なるべく生きた状態で腸まで届ける工夫が必要になります。
症状を改善するなら2000億個以上の乳酸菌が必要
潰瘍性大腸炎の症状を改善する目的であれば、1日に2000億個以上の乳酸菌を摂取することが必要です。
そもそもヨーグルトには100g中およそ100億個の乳酸菌しか含まれていません。2000億個摂取するためには1日に2kgもの量を摂取しなければならないことになります。これは現実的ではありません。
便秘改善や健康維持にはこのぐらいの乳酸菌量でも効果があらわれるかもしれませんが、潰瘍性大腸炎の症状改善という意味では少なすぎます。ヨーグルトからは少量の乳酸菌しか摂取できないことに注意が必要です。
プロバイオティクスを摂取するにはサプリメントが最も効果的
上記のように、プロバオティクスをヨーグルトから摂取しようと思っても効果は半減してしまい、なかなか効果を実感できません。
最も効率良くプロバイオティクスを摂取しようと思ったらやはりサプリメントがオススメです。
熱・胃酸から守る工夫がされている
サプリメントにはカプセル加工などがされており、乳酸菌を生きて腸まで届ける工夫がされています。そのため、生きた乳酸菌の効果を実感することが可能です。
膨大な乳酸菌が一度に摂取できる
先ほども述べましたが、ヨーグルトから1日に2000億個以上の乳酸菌を摂取しようと思ったらかなりの量を摂取しなければなりません。
しかし、サプリメントの中には膨大な量の乳酸菌を含む商品があるため、たった数粒摂取するだけで2000億個以上の乳酸菌を摂取することができます。
数種類の乳酸菌が配合されており相乗効果が期待できる
乳酸菌は、いくつかの種類をとるとお互いの相乗効果によってより高い効果を発揮します。結果として腸を正常な状態に戻す力が高まります。
また、どの種類の乳酸菌と相性がいいかは個人差があり、数種類含んでいる乳酸菌であれば相性の良い乳酸菌と出会える確率も高くなります。
サプリ選びは慎重に
以上がサプリメントのメリットでした。ただし、どのサプリメントを選んでもいいわけではありません。
もう一度確認しますが、潰瘍性大腸炎の症状改善という観点で考えらた場合、以下の2点がポイントとなります。
② 1日2000億個以上の摂取可能な膨大な乳酸菌が含まれていること
潰瘍性大腸炎の症状改善をサポートする目的で使うのであれば、この2つの条件を満たすサプリを選ぶようにしてください。
潰瘍性大腸炎患者のためだけに選んだサプリをまとめた記事もありますので、よろしければこちらもご覧ください。
プロバイオティクスの効果を最大限に高める3つのポイント
ここからは、プロバイオティクスの効果を最大限に高める摂取方法について解説したいと思います。
プロバイオティクスは、摂取の仕方によって現れる効果に違いがでます。ですので、以下の3つのポイントに気をつけて摂取するようにしてください。
1.生きたまま腸まで届ける
プロバイオティクスも生き物です。生きたまま腸まで届けることによってその効果を最大限に引き上げることができます。生きて腸まで届けるためには次のポイントを守ってください。
食後に摂取する
プロバイオティクスは食後に摂取するようにしてください。
プロバイオティクスは胃酸に弱いです。そのため、胃酸が強い空腹時に摂取してしまうと、死んでしまう菌が多くなってしまいます。
できれば胃酸が最も薄れている食後に摂取すると、胃酸からのダメージも最低限にとどめることが可能です。
2.エサとなるプレバイオティクスも一緒に摂る
プロバイオティクスはエサとなる「プレバイオティクス」と一緒に摂取することで働きが活発になります。エサとなるのは主にオリゴ糖と水溶性食物繊維です。
オリゴ糖と水溶性食物繊維を多く含む食材は以下の通りです。
オリゴ糖を多く含む身近な食材一覧
- バナナ
- はちみつ
- 豆乳
- きな粉
- 大豆
- 豆腐
- ごぼう
- たまねぎ
- 味噌
- 甘酒
水溶性食物繊維を多く含む身近な食材一覧
- りんご
- 桃
- いちご
- 洋梨
- さくらんぼ
- 柿
- アボカド
- 納豆
- おくら
- ひじき
- わかめ
- もずく
- 昆布
これらの食材と一緒に摂取するように努めてください。
3.摂取を習慣づける
プロバイオティクスは薬と違って、効果が穏やかに現れるものです。また、腸内環境は一朝一夕で変わるものでもありません。
効果が現れないからといって途中でやめてしまうと、これまでの努力がリセットされてしまう可能性もあるので、かならず摂取を習慣づけるようにしてください。
最低でも2週間は摂取してください
人によって個人差があるのでなんとも言えませんが、最低でも2週間は摂取するようにしてください。乳酸菌との相性が合えば、中には3日で結果が出てくる方もいらっしゃいますが、2週間は最低でも必要な期間です。理想は3ヶ月など長期的に続けることですが、まずは2週間からはじめてみて、少しでも良い兆しが現れたら継続していくといいかもしれません。
菌が死んでも健康効果は残る
プロバイオティクスは生きて腸まで届けることはもちろん大事ですが、実は生きたまま届けなければ効果が全くなくなるわけではありません。
プロバイオティクスが死んだ菌は「死菌」と呼ばれますが、この死菌は腸内で生きているプロバイオティクスたちのエサとなります。なので、死菌によってプロバイオティクスの増殖を手助けすることができるようになります。
菌が作り出した物質に効果がある
また、生きている菌、死んでいる菌関係なく、プロバイオティクスが作り出す物質に健康効果があることもわかってきました。これは東京大学名誉教授の光岡知足氏によってバイオジェニックスと名付けられています。
菌の相性はひとりひとり違う
どのプロバイオティクスと相性が良いのかは、ひとりひとり違います。ですので、次のような方法でチェックしてみてください。
まずは2週間続けてみる
まず、菌との相性をチェックするには最低でも2週間続ける必要があります。2週間続けないと効果が現れないことも多いため、効果が出るまで継続することが大切です。
便の状態をチェックする
摂取の最中は便の状態をチェックするようにしてください。
硬さはちょうどいいか・便の色は黄土色か・残便感はないか・血便は止まったか、などなど、便が健康になってきていれば、それはあなたと相性の良いプロバイオティクスと出会えている証拠です。
もし効果が実感できない時は乳酸菌の種類などを変えてみる必要があるかもしれません。
プロバイオティクスの摂取は安全なのか?
プロバイオティクスの効果はじわじわ現れるもので、効果自体も穏やかです。そのため、副作用などの心配はありません。
潰瘍性大腸炎の症状緩和以外のプロバイオティクスの効果
ここで潰瘍性大腸炎の緩和以外にも、プロバイオティクスが持つ力を説明したいと思います。
プロバイオティクスが持つ効果は次の通りです。
便秘・下痢などの排便障害を改善する
便秘や下痢になる原因は、腸内が悪玉菌優勢になっているからです。しかし、プロバイオティクスは悪玉菌の増殖を抑える力を持っています。逆に腸内が善玉菌優勢の状態になれば腸内環境は正常化され、つらい便秘や下痢もやがておさまります。
花粉症などのアレルギーを改善する
花粉症は、本来はウイルスなどの異物を排除しようとする免疫機能が、攻撃対象ではない花粉に対して過剰に働いてしまっている状態です。それがアレルギー反応となり、目のかゆみ・鼻水・くしゃみ・ボーッとするなど、風邪と似たような症状を引き起こしているのです。
この免疫機能の約70%は腸に集まっており、腸内環境が悪いと免疫機能は正常に作用しません。しかし、プロバイオティクスの効果によって腸内環境が整うと免疫機能も正常化され、攻撃すべき敵(ウイルスなど)の判断もきちんとできるようになります。結果として腸内環境の正常化が花粉症の改善にも繋がります。「アロエヨーグルトが花粉症に効く」という有名な説は理にかなっており、実際にこれで花粉症を克服している人も多いです。
インフルエンザなどの感染症を予防する
先ほども述べましたが、私たちの免疫機能の約70%は腸に集中しています。ウイルスなどの異物が侵入した際には免疫機能が病原体と戦ってくれるのですが、腸内環境が悪ければ免疫機能がうまく機能しません。逆に腸内環境が整っていれば免疫機能はより強く働いてくれるようになるので、インフルエンザなどの感染症や風邪を予防する力が上がります。
肌をキレイにする
プロバイオティクスは美肌効果もあります。
そもそも、悪玉菌が生み出した有害物質は血管を巡り全身に行きわたります。その結果、ニキビや肌荒れが起こってしまうのです。
しかし、プロバイオティクスは悪玉菌の増殖を抑えるので、有害物質の生成をストップさせることができます。結果として健康な肌を保てるようになります。
ガンを予防する
プロバイオティクスには、大腸がん・胃がん・膀胱がんなどを予防する効果があることが臨床検査によって認められています。
まとめ
最後に少し本記事の内容をまとめてみます。
- プロバオイオティクスの摂取は潰瘍性大腸炎の症状緩和に効果を示す
- プロバイオティクスを摂取することは体質を根本から改善することである
- ヨーグルトからの摂取では効果が半減してしまう
- 摂取するならサプリメントが望ましい
- プロバイオティクスの効果を最大限に高める摂取方法がある
- 菌は死んだとしても効果がなくなるわけではない
- 菌との相性はひとりひとり違う
以上が本記事でまとめたプロバイオティクスと潰瘍性大腸炎についての関係性でした。
乳酸菌の摂取、そして腸内環境の正常化は、薬に頼らない新たな方法として注目されはじめたばかりです。
みなさんも、薬はかかさず継続しつつも乳酸菌をうまく摂取して、潰瘍性大腸炎の症状緩和に役立ててみてください。
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