みなさんは「堀川くん」をご存知だろうか? そう、あの国民的アニメ「サザエさん」に登場するキャラクターである。
その堀川くんが「サイコパスすぎる」とネット上で話題になっているのだ。
日曜のゴールデンを代表する番組の中で本当にそんな人物が登場しているのか? にわかには信じられなかったが調べれば調べるほど彼の奇行に衝撃を受ける結果に。
今回はお茶の間アニメ史上最悪の犯罪係数を叩き出した堀川についてのレポートをまとめてみる。
もくじ
堀川はワカメのクラスメイト
堀川はワカメのクラスメイトである。つまり小学3年生だ。
あまりの奇行ぶりにワカメからはあまりいい印象をいだかれていないようである。
「じろじろ見ないで」「これからはうちの周りをうろうろしないで」
かなり強烈な言葉を浴びせられているが、堀川には関係ない。こんな言葉で彼のメンタルはやられることはないし、心に届くこともない。この強靭なメンタルは今後の人生でストロングポイントになっていくことだろう。
塀のシミをヘイキチと名付け弟であると思い込む
堀川は作文の授業で、自分には弟がいることを明かす。しかも、普段は原稿用紙1枚も書けないはずの彼が、今回は原稿用紙を3枚も使い、弟への熱い思いを綴ってきたのだ。これには担任の先生も賞賛を与えていた。
しかし、ワカメは疑念を抱いていた。「ホリカワ君、一人っ子で、弟はいなかったはずだけど…」
そして、真実が明かされることになる。
ご覧いただいているこの画像こそ堀川の弟である。
彼は塀にできたシミを「ヘイキチ」と名付け、キャッチボールを楽しんでいたのだ。
2ちゃんねるには「原爆でも投下されたのか」「壁に子供が塗り固められたようにしか見えない」とコメントが残されている。
しかしながら、彼はなぜこのシミを弟と思いこんでしまったのだろうか? もちろん小学生がアミニズム(物質には魂が宿っているという信仰)を持っていることはなんら不思議ではない。そしてその答えは彼自身にしかわからない。彼の心の中ではヘイキチはまぎれもなく自分の弟であり、自分の心を理解してくれる唯一の存在なのだ。
ひよこにクラスメイトの名前をつけ産んだ卵を食べさせようとする
堀川はある日親戚からひよこをもらう。
そして、ひよこにつけた名前が「わかめ」。自分のクラスメイトであるワカメと同一の名前だ。
もちろん名前を拝借された側であるワカメがこれを黙っているはずがない。堀川にそのような名前はやめてほしいと頼むも、彼は驚くべき論を展開する。
「ワカメちゃんは片仮名だけどひよこは平仮名だよ」
まさにサイコパス。嫌がっている相手を目の前にしても自分は悪くないように振る舞う、典型的なサイコパスの行動だ。
そしてこれだけではない。彼は驚くべき発言でワカメに畳み掛ける。
「卵を産んだら真っ先に人間のワカメちゃんに食べてもらいます」
もし卵を産んだら真っ先にワカメに食べてもらうと言うのだ。
ヒェ…
彼は何を考えこの発言をしたのだろうか? わかめが産んだ卵をワカメが食べる。いかにも猟奇的殺人犯が好みそうなシチュエーションだが、彼はわずか9歳にしてこのセンスを持ち合わせている。この時点でお茶の間アニメ史上最悪の犯罪係数を叩き出したと言っても過言でないだろう。
ピンポンダッシュの罪をワカメになすりつけようとする
ある日のこと、堀川はワカメと一緒に登校したいと言い出す。その理由は「女の子の一人歩きは危険だと思って」。
堀川にしてはえらく紳士的な態度である。
ところが堀川の様子がいつもと違う。目深にかぶった帽子、大きなマスク。芸能人にでもなった気でいるのだろうか。この様子を不審に思ったワカメも「どうしてそんな格好をしているのか」という直球な質問を投げてみるが「風邪ぎみだから」という返答を返されただけであった。
しかし理由はすぐに判明する。
実は堀川、警察OB宅でピンポンダッシュを行なっていたのだ。警察の追跡力を恐れた堀川は犯人が自分だとバレないように変装をしていたのである。
そしてワカメを誘った理由も呆れたものだった。なぜなら、ワカメに隠れて歩くことで警察の目から逃れようとしていたのである。さらに、あわよくばワカメを盾にして逃げようとしていたのだ。
堀川は小学3年にして警察からの逃亡生活を始めることになった。そして堂々とクラスメイトをカモフラージュに使う度胸。まさに早熟の犯罪者、堀川。作中におけるサイコパス度はどこまで上昇するのだろうか。
人の家に勝手に侵入し「覗き」と「おたまじゃくしの飼育」のダブル犯罪を行う
堀川もついに犯罪行為を描かれてしまう。
事の発端はカツオからサザエの怖さを聞いたことによる。いつも優しい笑顔のサザエが怖いことなどどうしても信じられないというのだ。
それからというもの、堀川はどうしてもサザエのことが気になってしょうがなくなる。
そこで堀川はある決断をする。磯野家に侵入しサザエを覗くことで、サザエの本性を暴くこうというのだ。
堀川よ、それは住居不法侵入で立派な犯罪だぞ。
しかし、堀川はあっけなく見つかってしまう。
見つかってしまった堀川。その時とっさにでた言葉がこれだ。
「ごめん。今度は見つからないようにするよ」
そうでないだろ、堀川。
見つからなければ人の家に勝手に入っていいとでもおもっているのだろうか。まさにお手本のようなサイコパスである。
さらにこのエピソードはこれだけでは終わらない。
見つかってからも何故か磯野家の周りをうろついている堀川。何か隠していると勘付いたカツオは床下を調査すると、驚きのものが発見される。
おたまじゃくしだ。
堀川を追求したところ、自分が飼っていたものだというのだ。
なぜおたまじゃくしかはわからない。しかしこのなんとも言えない不気味さがやばい。正直に気持ち悪い。気持ち悪いぞ、堀川。
花嫁姿の女が好きだという性癖を暴露
「将来の夢」を作文で書く授業のことだ。
クラスの誰よりも早く作文を書き上げた堀川。さらに自分から「読んでもいいか」と勝手な申し出をする。
そしてその作文を読み上げることに。
堀川はこう話し始める。
「僕の夢は教会の牧師さんになることです」(結論から入る堀川の作文は評価できる)
ざわ..ざわ..
この言葉にクラスがざわつく。堀川は構わずこう続ける。
「なぜかというと、毎日綺麗なお嫁さんに会えるからです」
なんと堀川はクラスの前で自分の性癖を自らカミングアウトしたのである。
わずか9歳にしてこの仕上がり。そして他人の嫁に興奮するサイコパス。堀川、お前は一体なぜサザエさんなんかに出演しているのだ。
波平の写真を机に貼り崇拝する
先ほど堀川の夢は牧師になることだと述べたが、このエピソードの中で堀川の夢は二転三転し、ついには将来について悩んでしまう。
そんな時堀川は偶然にも波平に会う。自身の悩みを波平に打ち明けると「将来のことについて悩むのはもう少し先でいい」とアドバイスをもらう。
この言葉に吹っ切れた堀川はすっかり波平を崇拝するようになる。
ワカメに波平の写真をねだると、ついには自身の机に波平の写真を貼り付けたのだ。
堀川の教祖と化した波平。堀川の行動力からするとこれから波平がどんなことに巻き込まれて行くのか心配である。
まとめ
いかがだっただろうか? やはり最も強烈なエピソードはヘイキチだろう。塀を弟とする精神異常性、そしてヘイキチ自身の不気味さ。すべてが堀川のサイコパスさを際立たせている。
実は堀川に関するエピソードはまだある。
興味のある人は自身で調べてみてほしい。しかしながらこの堀川というキャラクターが今後のサザエさんの中でどのような活躍を遂げるか楽しみである。
そして堀川が今後も日本国民に愛され続けることを願うばかりだ。
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